私達は、南相馬市において東日本大震災で被災した、発達障がいを持つこども達のために、学習支援・心理ケアを目的とした施設を運営している、NPO法人 トイボックスです。

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ボクたちは、フクシマで、生きていく。

災害と発達障がい。
2つの困難に見まわれ、それでも未来を目指すこども達のための、
生きていく力を学ぶ場所。
みなみそうまラーニングセンター

福島の子供達のためにご支援ください

あの日が終わらない。町に、こども達の心に残る傷跡。

あの日から4年。
私たちがこども達の支援活動を行っている福島県南相馬市の南端は、人類史上最悪の放射能事故を起こした福島第一原発からわずか10キロ。市の3分の1は今だに避難指示区域です。
周辺の復興は徐々に進んできているとはいえ、避難指示区域に一歩足を踏み入れると、そこには「あの日の風景」がそのままで残っています。
この地に住んでいたこども達は、毎日通っていた小学校を失い、別の地区の学校に通うことを余儀なくされました。友達とも別れ別れになり、別の県に引っ越していくこども達も大勢いました。

"目に見える被害"より、"目に見えない被害"の方が大きい。

震災と原発事故は、こども達の心に大きな傷跡を残しました。津波に襲われ家族を目の前で失った子や家を失った子はもちろん、長引く避難所の暮らしや学校環境の変化、いつまでも収束しない原発事故へのストレスなど、こども達が真っ先に影響を受け、原発事故の解決が見えないまま、今でも被害は続いています。

4年がたちましたが、南相馬市に以前の生活は戻ってきていません。発達障がいなど、環境の変化やストレスに弱く、コミュニケーション力に課題を抱える多くのこども達は、今も震災と原発事故の被害に苦しんでいます。彼らの成長の段階にあわせ継続的にサポートを受けられる場所が必要です。

東日本大震災

※平成26年10月26日撮影

災害と発達障がい。
2つの困難には、家族だけでは立ち向かえない。

発達障がいのあるこどもとご家族は、震災直後から、「避難地獄」とメディアで表現されるほどの苦しみを味わってきました。
原発から20キロ圏内に住んでいたある親子。発達障がいのあるこどもは、震災後 幻覚や幻聴に悩まされるようになり、しばしばパニックを起こすようになりました。狭い仮設住宅で症状が悪化し、夜中に大声で奇声をあげ外へ飛び出していく。そんなことが何度も繰り返されると、仮設住宅には居づらくなり、大人も精神的に追い詰められていきます。
この子は、4歳で発達障がいと診断され、震災前までは療育施設でサポートを受けていたのですが、震災でその施設も閉鎖。大勢の中で過ごせないため、震災直後は避難所にも行けず、家族で車内で寝泊まりする生活を続けていました。

発達障がいのあるこどもとご家族は、震災直後から、「避難地獄」とメディアで表現されるほどの苦しみを味わってきました。

一人ひとりの成長スピードにあわせた個別指導

施設に入れずに、苦しんでいる家族を助けるためには、全国からのサポートが必要です。

小集団で学習と生活訓練を受けるこども達

みなみそうまラーニングセンターでのサポートが始まると、少しづつ落ち着きを取り戻してきました。少人数の集団の中に入ることができるようになり、家での生活も安定してきて、親のストレスも減ってきたそうです。それでも、ときには、パニックを起こします。ちょっとした言葉や出来事がきっかけで、感情が抑えられなくなったり、逆に無反応に陥ったりしてしまいます。心の傷はそう簡単に癒えるものではありませんから継続的なサポートが不可欠です。コミュニケーションに課題を抱えるこども達はなおさらです。
こういったこども達はたくさんいるのに、サポートの人手はとてもたりません。施設に入れずに、苦しんでいる家族を助けるためには、全国からのサポートが必要です。

継続的なサポートが必要な福島のこども達をご支援ください

重なる2つの困難。
発達障がいのこども達にとっての、東日本大震災。

発達障がいの
あるこども達

発達障がいとは、先天的に脳の発達に特徴があり、能力にデコボコ があるこども達のことです。 全てのこどものうち約 6.5%が発達障がいに該当するといわれていて、各クラスに1、2名の発達障がいのある子がいる計算になります。
じっと座っていられない、興味を持ったこと以外に全く集中できない、相手の感情や場の空気を読みづらいなど、それぞれ異なる課題を抱えており、一般的に集団で活動し続けることに困難を抱えています。
社会全体で発達障がいについての関心を高めることで、こども達に適切な環境 とサポートが与えられれば、社会生活への適応力を高め、困難さを減らすことができます。

震災による
マイナスの連鎖

震災直後の混乱の中、こども達は大きな環境の変化にさらされました。近しい人との別れ、住み慣れた土地からの移転や避難所ぐらしなどの生活環境の変化はもとより、学校ごとの避難や支援施設の閉鎖など、教育環境も大きな影響を受けています。
発達障がいのあるこども達は、環境の変化に弱く、震災後は頻繁にパニックを起こしたり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したりすることが増えています。狭い仮設住宅や避難所ではこうしたことが親のストレスにつながることもあり、そのストレスから子どもの不安が増大するマイナスの連鎖が起きてしまいます。こうしたマイナスの連鎖を家族だけで断ち切ることは難しく、専門的支援を必要とするのですが、その支援組織の数がたりていないのが現状です。

ご支援頂きたい理由

震災支援への寄付は毎年減少しています。
こども達への支援は、
彼らが大人になるまで、継続的に必要です。

現状は、6人のこどもに対し、1人スタッフが担当する体制で、
サポートが限界に達しつつあります。

現状のサポート体制

現状のサポート体制

心理ケアから学習支援まで
きめ細かくサポートするのは限界です。
よって、現状では必要とするサポート体制が
実現していません。
よって、待機児童の受け入れも困難です。

皆さまからのご支援があれば・・・

サポート体制の充実 + さらならる受け入れが可能

サポート体制の充実 + さらならる受け入れが可能

ひとりひとりのこども達が必要とする支援が可能です。
発達障がいを持つこども達は生活サポートがあれば、健やかに成長することができます。

教員を教育・ケアする体制づくりも

震災以降、特に甚大な被害を受けた南相馬では、深刻な雇用問題を抱えています。住民が少なくなってしまった中で、震災に対する理解、発達障がいなどを抱えるこども達への教育経験者を雇用し、それを維持していくことは困難を極めます。
また、教員自身が「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に陥ることも珍しくないのが実情です。よって、教員を教育及びケアする体制づくりも必要と考えています。

被災地の発達障がいのこども達には、
専門的サポート継続して受け続けることが必要です。

こども達に"生きていく力を"

家族の崩壊を防ぎ、こども達が福島で
生きていくための教育支援は、
全国からのサポートに支えられています。

みなさんからのご支援で、2014年春には支援対象を小学生から中学生までに広げることができました。これからも待機児童を解消し、活動を継続して参ります。

こども達に"生きていく力を"

"僕まだここに通いたい"

「先生、ここって小学生しかダメなの?僕、中学になってもここに通いたい」

いつも元気な小学6年生のAくんが、スタッフにぼそっとつぶやいたのは、2013年の秋でした。場の空気を読むのが苦手なAくん、元気が良すぎて、学校では友達との関係がうまく作れていません。
その頃のラーニングセンターは、今よりも狭いスペースで、スタッフも今よりも不足していました。センターの対象年齢を小学生に限定していた頃の話です。

幸いなことに、その後みなさまからのご支援を頂き、施設の拡充や、スタッフの増強を行なうことができ、中学生になったAくんも無事、ラーニングセンターからのサポートを受け続けることができました。
現在、ラーニングセンターの定員はいっぱいで待機児童が発生しています。毎日通ってきたいというご要望にも、週2日、週3回といった制限付で通所をお願いしている状況です。支援を必要としている福島のこども達の、"僕ここに通いたい"という願いをかなえるためのご支援をお願いします。

ご支援頂ける方へ

ご寄付の方法につきまして

下記の方法がございます。継続的なサポートが必要な福島のこども達をご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

寄付決済サービス『CANPAN』のWEBサイトよりお申し込み頂けます。

個人情報を扱うページにつきましては、SSL暗号化通信によって保護されます。

『かざして募金』で、スマートフォンからもお申し込み頂けます。

ソフトバンクのスマホをご利用の方はこちら ソフトバンク以外のスマホをご利用の方はこちら

みなみそうまラーニングセンターとは?

みなみそうまラーニングセンター

福島県南相馬市原町区錦町1-125

みなみそうまラーニングセンター 概要と設立のあゆみ

震災の年、7月。原発のすぐ北にある南相馬市で、私達はこども達のサポートを始めました。
市の南側は警戒区域に指定され、居住はもちろん、立入りもできませんでした。
警戒区域内の学校は、北部の学校の校舎に間借りし、児童達はぎゅうぎゅう詰めで授業を受けていました。多くの教育現場では、先生方一人ひとりの負担がとても増えていました。
そんな中、私達は、日本財団や他のNPOらと連携して「ハタチ基金」を設立、活動を開始しました。
最初は、放課後児童クラブの活動のサポートをしながら、こども達のおかれている状況を確認し、徐々に市や教育委員会との連携を深めていきます。
2012年1月には、みなみそうまラーニングセンターふみだす未来の教室(現、南教室)を開設。個別支援の必要性が高い子、発達障がいのある子を中心に、週4日、学校のない時間帯に、「生活をしていくために必要なことを学ぶ場所」として活動を始めました。

開所時間 毎週火曜日 〜 金曜日 10時 〜 18時
毎週土曜日 7時半 〜 18時
対象者 発達障がい、不登校等、生活あるいは学習の課題を抱えるこどもとそのご家族
内 容
  • 心理ケア
  • 集団生活
  • 学習支援
  • 教育相談

学習支援、小集団での社会的スキルのトレーニング、ご家族の教育相談・ 家庭訪問、支援計画や個別カリキュラム等の作成とその実施のための援助・ 個別相談の実施・ 保護者同伴のグループケア(小集団の中での社会的訓練や学習サポートの実施)・ センターにおけるパソコン、iPad等を活用したICT教育の推進

後 援 南相馬市教育委員会

これまでにご寄付、ご協力いただいた企業様、団体の方々
(2015年12月現在、敬称略 順不同)

  • 株式会社ソフトバンクモバイル
  • 公益社団法人東日本大震災復興支援財団
  • 社会福祉法人中央共同募金会
  • 公益社団法人日本財団
  • 公益社団法人ハタチ基金
  • 株式会社リアル
  • 株式会社ポケモン
  • 南相馬VSB基金
  • 講談社
  • 富士フィルム株式会社
  • 社会福祉法人恵福祉会 ともえ学園
  • 株式会社横山石材
  • リクルートカーセンサー
  • posters for japan
  • 医療法人社団晴晃会 育良クリニック
  • 株式会社アッシュ・マネジメント・コンサルティング
  • JDDネットワーク
  • 日本郵政グループ労働組合
  • 池田ライオンズクラブ
  • 池田青年連合アトラス
  • 株式会社ジェーシービー

運営団体 NPO法人トイボックスのご紹介

NPO法人トイボックスのご紹介

団体概要

名 称 特定非営利活動法人トイボックス
本部事務局 〒550-0014
大阪市西区北堀江二丁目17番9号

06-6543-4770

http://npotoybox.jp toybox@npotoybox.jp
設立年月日 2003年6月16日
従業員数 54名(非常勤含む)
免許・登録 2003年6月2日 大阪府認証NPO法人
(平成24年法改正により内閣府より移管)
主な業務内容 こどもと若者の自立と成長を支えるソーシャルサービスを提供。
  • 公共施設の管理運営(現在4施設)とまちづくりの活動
  • 教育機関と連携してのアウトリーチ、ワークショップの開催
  • 地域での文化活動、コンサート、アートフェスト等の開催
  • 自治体主催の文化祭、市民イベントの運営業務
  • 生涯学習の推進など自治体の施策への助言業務
  • 不登校や発達障がいのある児童・生徒へのサポート、スクールの運営
  • ダウン症のあるこども達のエンターテイメントスクールの運営
  • 障がいのあるこども達のアート活動、スポーツ活動の支援
  • 引きこもりなどのこども、若者の支援(相談業務、支援拠点の運営)
  • 若者や障がい者の就労支援の活動

ご支援頂ける方へ

ご寄付の方法につきまして

下記の方法がございます。継続的なサポートが必要な福島のこども達をご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

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